記録的大ヒット -映画『ボヘミアン・ラプソディ』

こんばんは、spicaです。

少し更新が滞ってしまったので、最近見た映画の鑑賞記録を書いていこうと思います。

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』(原題:Bohemian Rapsody)とは

2018年にアメリカイギリス合同で制作・公開

監督:ブライアン・シンガー

あらすじ:

伝説的ロックバンド"クイーン"のボーカル、フレディ・マーキュリーを主人公に、その結成~絶頂期を経て、晩年のエイズ闘病などの苦難を乗り越え実現したライブエイドでの伝説的ライブまでを描いた伝記映画。

元々は大学のバンドメンバーであった4人が、今でも世界的に有名であろう伝説のロックバンド"クイーン"になるまでのお話です。

 

日本でも興行収入100億円突破という2018年の記録的大ヒットを打ち出し、話題になりましたよね。

以下、その魅力となる要素を書いていきたいと思います(※ネタバレを含みます

 

努力・友情・勝利の方程式 -仲間たちとの深い絆-

本作のヒットの裏側には、フレディとバンドメンバーとの固い友情の美しさがあるでしょう。

フレディはバンド・クイーンとしての成功の絶頂期の中で、マネージャーであり恋人であったポールに唆され、ソロデビュー契約を結んでバンドを飛び出していってしまいます。

この時フレディは「俺がいなかったらお前らはミュージシャンになっていなかっただろ」とメンバーに言い放ち、バンドを飛び出してしまいます。

しかし、やはり雇われのバンドメンバーとではどうもうまくいかない中、元妻であるメアリーがフレディの新しいスタジオまで足を運び、「ここの人たちは誰もあなたを見ていない」と諭し、フレディはクイーンの輝かしい功績がメンバーあってのものだと思い直してバンドメンバーの元へ戻ります。

「どの面下げて戻ってきたんだ!」と言いたくなりそうなところですが、バンドメンバーは素直に自分の非を認めて謝るフレディを許し、バンドは再結成・ライブエイドでのライブを実現します。

バンドメンバー、懐深すぎ!!!

また、元妻であるメアリーはゲイであったフレディの浮気によって破局しますが、その後も友人としてフレディを気にかけ続け、助け続けます。

ゲイであれバイセクシュアルであれ浮気は浮気ですからブチ切れて恨んでも全くしょうがないところ、自分の性に悩み続けるフレディに寄り添うメアリーの優しさはまさに聖母の如きです。実際にここまでの美談であったのかはわかりませんが、ちょっとやそっとのことでは壊れない、フレディをとりまく深い絆の力がクイーンを再度成功に導き、この映画の大きな魅力となっているのは間違いないでしょう。

 

すばらしいクイーンの音楽

そして、もちろんこの映画にはクイーンの素晴らしい音楽がちりばめられています。

本映画のタイトルとなっており、演奏時間が6分以上に及ぶという"Bohemian Rapsody"や、おなじみのリズムで知られる"We will rock you"の制作にかかわるエピソードもクイーンの伝説的要素を裏付ける興味深いものでしたし、クライマックスとなるライブエイドでのライブシーンはもはや圧巻でしょう。

クイーンのことを知っている人も知らない人も、この音楽だけでも楽しめますよね。

 

艶かしいゲイの世界

そして、フレディ・マーキュリーを特徴付けるゲイの世界の描かれ方も本作品の魅力です。

色々な課題もあるものの、最近ではLGBTという概念もすっかり社会に浸透しました。しかし、フレディが活躍していた時代はまだゲイという概念もまだ社会的に珍しかったでしょう。奇異や差別の目で見られることも少なくなかったはずです。

しかし、こうして映画という形で見るとその世界の妖艶な魅力がわかるでしょう。

初めてフレディがマネージャーであるポールに誘惑されるシーンや、ポールそっくりのゲイの人特有な髪型とファッションスタイルに変わっていく様、晩年の恋人となるジム・ハットンを名前だけの手がかりを元に電話帳を1件ずつあたって探し当てる様子も大変新鮮に映ります。

友情もそうですが、そこには性別を超えた愛の形という普遍的なテーマがありますよね。

 

さて、今日はこの辺で。おやすみなさいー!